GCC Vol.152

イベントリポート

印刷メディアビジネスの総合イベント page2015

 

先日開催された「印刷メディアビジネスの総合イベント page2015」についてレポートします。(文・川原 正隆)

  

開催日

2015年2月4日(水)〜6日(金)

会 場

東京・池袋サンシャインシティ

 

例年、雪に見舞われることが多いのですが、今年は天候にも恵まれ、印刷・出版不況にも関わらず、来場者数は増加したとのことです。来場者は、印刷関連はもちろんのこと、出版社、メーカーなど多種多様です。10年以上前は、バスをチャーターして地方からpageへ来られる会社もあったと記憶していますが、最近では、関東圏の方が多く、九州や東北、北海道方面の方は足が遠のいている様子があります。一方で、メーカーなどが企業内で内省化していることもあるので、違う業界の方が来場されることもあるようです。出展企業はそれぞれ新しい商品や機器をプレゼンし、活気のある展示会となっていました。デジタル化の波で各方面から様々なプロダクトが登場しましたが、その後、技術・製品ともに精査され、良いもの、力のあるものが残っているのではないかと私は考えています。来場者の方も以前よりは現実的な目線で見ることができたのではないかと思っています。

 

page2015への出展

株式会社ニューキャストは、毎年pageに出展しております。目的は、これまでの1年の締めくくりと、ここから始まる1年を考えるための展示会と位置付けています。さらに、弊社ブースに立ち寄っていただいた方々に説明をし、直接お話を聞くことで大きな収穫を得ることができます。今までやってきたことに対して、思い通りの反応をいただくこともあれば、見込み違いのことも。中には思いも寄らないこともあり、皆様の反応はとても参考になりました。

 

カンファレンスにスピーカーとして参加

今年は、主催のJAGATさんより、カンファレンススピーカーの依頼を受け、登壇してまいりました。

【G2】Web to printの新展開〈Web上で動作する新たな組版エンジンの可能性〉

Web to print というと印刷通販サイトのイメージが強いですが、データ入稿の形態は最終的には人に頼る部分が多く、その負荷が課題になってきているようです。そういった中で、データ入稿ではなく、原稿入稿から自動化して印刷物を作るというのも今後脚光を浴びる時代が来るのかもしれません。今回のスピーチでは、ニューキャストが今まで取り組んできた「WEB入稿・自動組版の過去、現在、未来」と題して、基本的な概念から、現実的な部分までお話させていただきました。

 

Adobeクリエイティブセミナー登壇

こちらもご依頼をいただき、「まとめて解る! InDesign自動化の全て」と題したセミナーで登壇し、言葉での説明だけでは不十分なので、実際にInDesignを動かしながら解説しました。果たして上手く説明できたかというと自信がありませんが、時折頷いていただいているのを見て勇気付けられながら、最後までお話させていただきました。(この内容は、2月21日に開催された「DTPの勉強部屋」でも再演を行いました)

 

出版社とのコラボレーション

今回は静岡県で地域情報紙などを出版されている「しずおかオンライン」さんと共同出展で「紙からWEBへ1分で公開! paper−web」を発表しました。今あるデータを有効に使うということをシンプルに実現したものです。このアプリケーションは、Yahoo!ニュースやITmediaでも取り上げられ、多くの方の関心を寄せていました。

 

プロモーションへのチャレンジ

page2015では、WEBサイトの構築を担当させていただきました。自社のプロモーションを考えたとき、WEBの力、パンフレットなど紙の力、また、ツイッターやフェイスブック、ブログなどSNSの力、また何よりリアルな人のネットワークの力などを合わせていくことが重要で、そういったチャレンジをするよい機会でもありました。

 

※ 次回会期は、2016年2月3日(水)~5日(金)を予定とのことです。詳しくは日本印刷技術協会(JAGAT)までお問い合わせ下さい。

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